【片頭痛新薬エムガルティで治療開始:耐える治療から人生が変わる治療へ!】

『医療法人 札幌いそべ頭痛もの忘・もの忘れクリニック』の理事長をしている磯部千明です。ポカポカ陽気とはいきませんが、桜もちらほら咲いてきました。東京その他では、第3回目の緊急事態宣言も出され、ただならぬ雰囲気ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?4月下旬の出来事を綴ってみたいと思います。


 4月22日(木)、片頭痛治療の新薬であるエムガルティのポスターが届きました。これまでの我慢して耐えることが避けられなかった片頭痛予防に対して、人生が変わる治療となりえる可能性のある新薬の登場です。期待半分、薬価が高く不安半分です。

f:id:isobeclinic:20210917110827j:plain

 4月24日(土)は、診療後自宅に帰り、WEBで第22回アルツハイマー病研究会に参加させていただきました。アルツハイマー認知症は、もの忘れ外来を受診してもすでに発症して長期経っていることがほとんどです。診断マーカーがなかったこと、およびあっても、高額な画像検査や髄液でしか調べられなかったのでした。疾患修飾薬がないことから、早期絶望となってしまう方もおり、早期診断のための受診も期待できない側面がありました。しかし、血液(血漿)で脳のアミロイドやタウを調べられる時代が間もなくであることが発表されました。また、疾患修飾薬(病態改善薬)の登場も曽於遠くない将来であることも発表されておりました。臭いが分かりづらい、これまで生きがいにしていた趣味を億劫がる、魚が嫌いだった、パンやラーメンなど麺類が好き…などが、認知症の発症前のリスク段階とされています。受診して早すぎることはありません。皆さまリスク段階で受診することをお勧めいたします。

f:id:isobeclinic:20210917111448j:plain
 4月25日(日)日本イーライリリー社主催のエムガルティ発売記念講演会の案内状が届きました。この講演では、中村記念病院の脳神経内科副部長で頭痛外来を担当している仁平敦子先生がご講演され、私はその座長を務めさせていただくことになっております。

f:id:isobeclinic:20210917111520j:plain
 末筆に、当クリニックは、2016年4月1日から開院し、5周年を迎え、6年目の診療に入ることができました。今後は、受動的医療➡主体的医療:最期まで健康に生きる超高齢社会に新たな希望を!病気にならかい身体になるために、セルフケアするのは自分が主役です。年を重ねても活動的な方を増やすことに全力を尽くすクリニックとしてまい進して参ります。当クリニックは、頭痛の苦しみからの解放、全ての国民が元気で活躍する長寿社会の実現のため、パーソンセンタードケアに全力で取り組みます。

 

2021年4月26日(火) 理事長・院長 磯部千明

【開院5周年:年を重ねても活動的な方を増やすことに全力を尽くすクリニックとしてまい進】

『医療法人 札幌いそべ頭痛もの忘・もの忘れクリニック』の理事長をしている磯部千明です。雪もちらつきながらも、ようやくポカポカ陽気の春になりましたね?コロナ変異株などでまん延防止法の制定などもあり、何か不安のなくならない日々ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?4月初旬からの出来事を綴ってみたいと思います。

 

 4月2日(金)、クリニック5周年を記念して、自分の似顔絵を制作してもらってみました。実際よりも痩せ造りになってしまいましたが、有効に使ってみたいと思います。

f:id:isobeclinic:20210917110527j:plain 

4月7日(水)は、休診とさせていただき、クリニックとご協力いただいているラポール関係の企業の方々への感謝の報告会を開催させていただきました。クリニック業務および満足度のさらなる発展のためアドバイスもいただけて貴重な交流の機会となりました。

f:id:isobeclinic:20210917110631j:plain

 当日は、スタッフ一同と、行動規範であるクレドを改訂いたしました。また、私たち(院長と事務長)の似顔絵の贈り物をいただくサプライズがあり、感動いたしました。

f:id:isobeclinic:20210917110709j:plain

 末筆に、当クリニックは、2016年4月1日から開院し、5周年を迎え、6年目の診療に入ることができました。今後は、受動的医療➡主体的医療:最期まで健康に生きる超高齢社会に新たな希望を!病気にならかい身体になるために、セルフケアするのは自分が主役です。年を重ねても活動的な方を増やすことに全力を尽くすクリニックとしてまい進して参ります。当クリニックは、頭痛の苦しみからの解放、全ての国民が元気で活躍する長寿社会の実現のため、パーソンセンタードケアに全力で取り組みます。

 

2021年4月13日(火) 理事長・院長 磯部千明

 【片頭痛治療のパラダイムシフト:“耐える治療”から“改善する治療(人生が変わった!)”への期待】

 『医療法人 札幌いそべ頭痛もの忘・もの忘れクリニック』の理事長をしている磯部千明です。道路の雪もすっかりなくなりました。コロナ禍で、変異株などリバウンドの報道もあり、不安ではありますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?3月中旬からの出来事を綴ってみたいと思います。
 3月16日(火)夜、片頭痛治療薬のナラトリプタンの会社の寿製薬にお招きいただきました。私が演者として社内講演を行わせていただきました。片頭痛は、頭の痛さだけではなく、あくび、空腹、しびれ、耳鳴り、冷えや疲労など、健康な日常生活に支障が強い疾患です。参加者の方々と意見交換を行う貴重な機会となりました。

f:id:isobeclinic:20210917110352j:plain

 3月17日(水)は、夜に、家族で、イタリアンを食しました。運転は妻にお願いすることができ、ワインも楽しめました。

f:id:isobeclinic:20210917110416j:plain

 3月20日(土)は、実家(千歳)に帰りました。娘の進学祝いのため、母を含む家族で和食でのお祝いをいたしました。翌、21日(日)は、父の一周忌でした。父は、日本の庭園、京都、油絵、ジャズ、クラシック、が、好きな人でした。私の趣味もクラシックの指揮をすることや油彩および京都の石庭を廻ることです。親からは影響を受けるものですね?

f:id:isobeclinic:20210917110438j:plain
 末筆に、当クリニックは、頭痛患者さんを月に800名くらい診療しています。皆さま、頭の痛さ以外の辛い症状に、お悩みでいらっしゃいます。頭痛診療指針に準じて、苦痛(発作回数、持続日数など)を減らす予防療法をしていても、良くすることが難しいのが、片頭痛の特徴でもあります。しかし、この4月に、片頭痛の病態に応じた片頭痛予防(頭痛抑制)療法が始まります。これまでの耐える治療から、改善する(人生が変わった!)治療へのパラダイムシフトになることを期待しております。
 当クリニックは、人生の希望のための自己治癒力改善のための健康促進をさらに推し進めるために、頭痛の苦しみからの解放、全ての国民が元気で活躍する長寿社会の実現のため、パーソンセンタードケアに全力で取り組みます。

 

2021年3月30日(火) 理事長・院長 磯部千明

 

【人生の希望のための自己治癒力を改善させるオンリーワンクリニック】

『医療法人 札幌いそべ頭痛もの忘・もの忘れクリニック』の理事長をしている磯部千明です。春一番?を思わせる暴風が吹き、ようやく春の季節がきました。社会情勢も春になってほしいですね?2月下旬から3月上旬の出来事を少し綴ってみたいと思います。
 3月3日(水)午前診療でした。午後に向かいの中学校の第一学年の健康診断を行いました。なぜ?この時期にと思われるかもしれませんが、コロナ禍で5月の健診が延期になり、秋に、第2学年と3学年を施行できあのですが、第1学年を前に、コロナ禍の第3波で、中止になっていたのでした。

f:id:isobeclinic:20210917104308j:plain

 3月3日(水)夜に、杉岡クリニックの杉岡先生が、主催しているクリニック経営者とのマネジメントオンライン研修に参加いたしました。クリニックを経営する院長は、徹底的に理念(あり方)を考えに考え続けて、スタッフと愛情を持って関わり、エンカレッジしていくことが必要です。日々、情熱(パッション)を持って、ビジョンとミッションを実現するために、アクションしていくことが求められます。経営者の辛さと、だからこそ面白いのだということを実感いたしました。ところで、写真に出ている私の顔が浮腫んでいます。運動不足と疲労が溜まってきているかもしれません。医者の不養生とならないよう、気を付けたいと思います。

f:id:isobeclinic:20210917110013j:plain
 3月10日(水)夜、家族で「ときん」で焼肉を食べてきました。トマトの入った炭酸アルコールが旨かったです。確かトマトの入ったビールは、レッドアイと言ったと思いますが、この飲み物はビールではなかったように思いました。

f:id:isobeclinic:20210917110234j:plain

 末筆に、診療していますと、卒業から入学シーズンで、本来は、ネクストステージへと朗らかな季節かと思います。しかし、コロナ禍のなか、うつむき姿勢による頭痛の増悪、不安によるセロトニン低下による頭痛の増悪、体重増加や腸内環境悪化など、慢性疲労状態になりそうな状況も散見いたします。
 当クリニックは、人生の希望のための自己治癒力改善のための健康促進をさらに推し進めるために、頭痛の苦しみからの解放、全ての国民が元気で活躍する長寿社会の実現のため、パーソンセンタードケアに全力で取り組みます。

 

2021年3月16日(火) 理事長・院長 磯部千明

オーソモレキュラー(分子整合栄養医学)を推進いたします!

『医療法人 札幌いそべ頭痛もの忘・もの忘れクリニック』の理事長をしている磯部千明です。雪解けと冬への戻りを繰り返する時期ですね?皆さまいかがお過ごしでしょうか?さて、2月中旬からの出来事を少し綴ってみたいと思います。
 2月11日(木)建国記念の日、実家の千歳のパワースポット青葉公園を散策しました。道中には、写真にあるような樹木があります。この樹木は、私が千歳に住んでいた時に、体調を崩し休職したことがありました。この時期に同じ青葉公園で体力低下防止をしていました。この時に、この樹木に出会いました。この樹木は、太い木が倒れそうになっていて、細い木が、倒れそうな太い木を支えている生え方をしています。この細い木によって倒れそうな太い木が、また上の太陽に向かって伸びて行っている樹木です。この樹木はもしかしたら自分のことかもな?と感じていました。今改めて眺めると、一人では復活できなかっただろうな?と実感することができます。心を清めることができる場所なのです。

f:id:isobeclinic:20210917104034j:plain
 2月15日(月)オーソモレキュラー医学会、栄養素のMSSから「オーソモレキュラーニュートリションドクター講座」の修了証が届きました。当クリニックでは、“医食同源”・“薬食同源”の考え方のもと自己治癒力改善には、『栄養素療法』が必須であると考えております。保険診療と自費診療の狭間で、ジレンマに陥ることもありますが、その悩みを諦めない!のキャッチフレーズのもと、オーソモレキュラー(分子整合栄養医学)を推進していきます。

f:id:isobeclinic:20210917104118j:plain

 2月17日(水)午前診療後の午後に、東プールに行きました。ところが、臨時休館!がっかりしたのもつかの間、少し足を延ばし白石温水プールに行きました。1時間、モクモク、グングン…水中水圧歩行をしてきました。私事ですが、コロナ禍のなか、5㌔太ってしまいました。業務も身体もスリムにスマートに行って行きたいものです。

f:id:isobeclinic:20210917104155j:plain

 末筆に、間もなく春です。楽しみですね?日々診療していますと、コロナ禍のなか、うつむき姿勢による頭痛の増悪、不安によるセロトニン低下による頭痛の増悪、体重増加や腸内環境悪化など、慢性疲労状態になりそうな状況も散見いたします。
 当クリニックは、人生の希望のための自己治癒力改善のための健康促進をさらに推し進めるために、頭痛の苦しみからの解放、パーソンセンタードケアを理念に、全ての国民が元気で活躍する長寿社会の実現、オンリーワンクリニックとして全力をあげて参ります。

 

 

2021年2月25日(木) 理事長・院長 磯部千明

希少疾患のパーキンソン病が、パンデミック⁉の時代へ


 『医療法人 札幌いそべ頭痛もの忘・もの忘れクリニック』、理事長の磯部千明です。通常であればさっぽろ雪まつりのシーズンですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?さて、2月初旬の出来事を少し綴ってみたいと思います。
 2月2日(火)診療後にエーザイ製薬の社内講師として、パーキンソン病の新薬を視野に入れた講演させていただきました。パーキンソン病は、何かの一般検査や脳MRIで診断に至ることはなく、neurologist(脳神経内科専門医)の診察が必要です。特に運動症状が出現する前に、便秘や寝言および臭いが分かりづらいなど、まさか脳疾患のパーキンソン病の前駆症状とは思い難い症状から始まります。コロナパンデミックと言われる社会情勢ですが、近年の超高齢社会に伴い、「パーキンソン病パンデミック」とも称されています。
 2月3日(水)夕方に、当クリニックと医療連携させていただいている「奥泉整形外科クリニック」を見学させていただきました。院長の奥泉知郎先生は、出身大学が私と同じで岩手医科大学の1年先輩です。15年経っている今の建物は、重厚な鉄筋でできており、リハビリ室も広々としており、うらやましいと感じました。待合のサイネージ風のスライドショーで情報を発信していました。当クリニックでも情報発信をアップグレードして行こうと思います。

f:id:isobeclinic:20210917103140j:plainf:id:isobeclinic:20210917103242j:plain
 2月6日(土)診療後に産業医研修会がありました。帰り道に少し歩くと、通常は雪像のある時期の大通り公園は、今年は、イルミネーションのみです。人もまばらでした。今年のオリンピックの札幌でのマラソンや、来年の雪まつりは、開催できるのか?そんな中、近々、コロナワクチンも始まる案内もようやく出始めました。いつどこで誰が、誰に、どのように行って行けるのか?効果を上げる施策が求められます。

f:id:isobeclinic:20210917103327j:plain
 末筆に、冬と春とが交差し、寒暖差が大きい季節となりました。気圧気温の変動は、気象頭痛のリスク因子と考えられています。
 当クリニックは、『たかが頭痛‥されど頭痛』と念頭に、自己治癒力改善のための健康促進をさらに推し進めるために、頭痛の苦しみからの解放、パーソンセンタードケアを理念に、全ての国民が元気で活躍する長寿社会の実現、オンリーワンクリニックとして全力をあげて参ります。

 

 

 

 





2021年2月9日(火) 理事長・院長 磯部千明