【片頭痛治療のパラダイムシフト:“耐える治療”から“改善する治療(人生が変わった!)”への期待】

 『医療法人 札幌いそべ頭痛もの忘・もの忘れクリニック』の理事長をしている磯部千明です。道路の雪もすっかりなくなりました。コロナ禍で、変異株などリバウンドの報道もあり、不安ではありますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?3月中旬からの出来事を綴ってみたいと思います。
 3月16日(火)夜、片頭痛治療薬のナラトリプタンの会社の寿製薬にお招きいただきました。私が演者として社内講演を行わせていただきました。片頭痛は、頭の痛さだけではなく、あくび、空腹、しびれ、耳鳴り、冷えや疲労など、健康な日常生活に支障が強い疾患です。参加者の方々と意見交換を行う貴重な機会となりました。

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 3月17日(水)は、夜に、家族で、イタリアンを食しました。運転は妻にお願いすることができ、ワインも楽しめました。

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 3月20日(土)は、実家(千歳)に帰りました。娘の進学祝いのため、母を含む家族で和食でのお祝いをいたしました。翌、21日(日)は、父の一周忌でした。父は、日本の庭園、京都、油絵、ジャズ、クラシック、が、好きな人でした。私の趣味もクラシックの指揮をすることや油彩および京都の石庭を廻ることです。親からは影響を受けるものですね?

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 末筆に、当クリニックは、頭痛患者さんを月に800名くらい診療しています。皆さま、頭の痛さ以外の辛い症状に、お悩みでいらっしゃいます。頭痛診療指針に準じて、苦痛(発作回数、持続日数など)を減らす予防療法をしていても、良くすることが難しいのが、片頭痛の特徴でもあります。しかし、この4月に、片頭痛の病態に応じた片頭痛予防(頭痛抑制)療法が始まります。これまでの耐える治療から、改善する(人生が変わった!)治療へのパラダイムシフトになることを期待しております。
 当クリニックは、人生の希望のための自己治癒力改善のための健康促進をさらに推し進めるために、頭痛の苦しみからの解放、全ての国民が元気で活躍する長寿社会の実現のため、パーソンセンタードケアに全力で取り組みます。

 

2021年3月30日(火) 理事長・院長 磯部千明